だが、富山第一GK21堀川昇栄(3年)にことごとくセーブされ、ゴールを割れなかった。

「2025年の3月下旬から10日間ほど、初めてイタリア遠征をしました。“決まった”と思うようなシュートを防がれるシーンがあって、そこで気づかされたのはイタリアの選手の守備意識の高さでした。シュートを打たれる最後の瞬間まで、少しでも相手の自由を奪おうと体を寄せたり、コースを切ったり、そういう細かいところを徹底していました。今日の試合のなかで、イタリア遠征での成果が出たのではないかと感じています」(加納監督)

 個々の高い集中力と、きめ細かな守備対応も相まって、富山第一が佐賀東の猛攻を封じた。

「1点を返せれば、勝負はまだわからないと思っていました」

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▽第104回全国高校サッカー選手権
第104回全国高校サッカー選手権