興國 vs 鹿島学園

 失点場面まではFW17田中凰我(3年)とFW11安田光翔(3年)にパスを入れ、サイドから鹿島学園の陣内を攻め込む場面も見られた興國だったが、「前半は自分たちらしく良さが出たかなと思ったのですが、失点してから少し気落ちしたのが勿体なかった」と六車拓也監督が肩を落としたように徐々に攻撃の勢いは低下。後半はFW9内海心太郎(2年)を前線に入れて、清水を左SBからボランチに移動させた鹿島学園に押し込まれる時間帯が続く。

 後半2分には左を仕掛けたMF20三浦春人(3年)からのボールを受けたMF6木下永愛(3年)がゴールを狙ったが、シュートは枠の左に逸れた。46分には高い位置からプレスをかけて、興國のビルドアップが乱れ、鹿島学園がマイボールにすると清水が思い切りよくミドルシュート。こぼれ球を三浦がすかさず押し込み、2点目となった。

「後半は後ろの枚数を減らしてもう少しコンパクトにしようと思ったのですが、相手の前の選手はフィジカル的な怖さがあり、なかなかラインを上げることができなかった」と話すのは六車監督で後半の興國はゴールを守る意識が強くなったため、ラインを下がった結果、鹿島学園に押し込まれた。

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▽第104回全国高校サッカー選手権
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