神村学園 vs 日大藤沢

 それでも、前半16分には左サイドを上がったDF8荒木仁翔(3年)が前方にパスを展開。FW11徳村楓大(3年)が中に入れたボールからMF14福島和毅(3年)がミドルシュートを放ったが、日大藤沢のDFに当たってゴールとはならない。「今日は相手が少し引いている中、外で回している時間が長くなった。中に当てて侵入する回数が少なかった」と福島が話したようにこれまでの試合のようにゴールへ迫る場面が少なかったが、前半の終わりが近付くにつれ、ヴィッセル神戸の大迫勇也が鹿児島城西高時代に記録した選手権の1大会最多得点記録超えを目指す倉中が躍動し始めた。

 最初のチャンスは29分。中央で見せたFW13日髙元(3年)の仕掛けは日大藤沢DFに阻まれたが、日髙がすぐさまプレス。こぼれ球を拾った福島がゴール前に縦パスを差し込み、徳村の足元に入る。ドリブルを仕掛け、タッチが大きくなったボールが倉中に渡ると冷静にシュートを決めて、神村学園が先制した。

【次のページ】 準々決勝 神村学園 vs 日大藤沢(3)

▽第104回全国高校サッカー選手権
第104回全国高校サッカー選手権