
都立豊多摩 vs 中大杉並
中大杉並のボールでキックオフされた前半は、都立豊多摩がアグレッシブな中大杉並の攻撃にさらされる展開となった。開始2分、中央でボールを拾った中大杉並のFW9武井勇人が早速シュートを放つなど、立ち上がりから中大杉並が決定機の数で上回る。都立豊多摩も、持ち前の鋭いプレスでボールを奪い返すと、シンプルに縦パスを入れ、相手ディフェンスラインの裏を狙うが、なかなかシュートまで持ち込めない。前半だけで中大杉並は武井やMF15南野裕紀を中心にゴールに迫るシーンを何度も作り出したが、都立豊多摩は杉木周平監督が常日頃から指示する「粘り強く守りなさい」という言葉通り、ゴール前で体を張った守備で失点を許さなかった。耐える時間が続いたが、一発の可能性を秘めた都立豊多摩のカウンターは常に中大杉並を牽制し続けた。
▽令和7年度東京新人戦(新人選手権大会)
令和7年度東京新人戦(新人選手権大会)

