前半は流れをつかんでいたが、一方で後半は防戦に回る時間が長かった。チームとして前から積極的にボールへ行く守備を掲げるが、体力の消耗も激しく、後半は相手に主導権を握られた。「課題であるスタミナ面が出てしまった。相手も上手かったです。でも想定内ではあったし、失点しなかった」(高瀬)。去年は接戦で得点を決めきれず、逆に失点を許して競り負ける勝負弱さが何度もあった。だが今大会は勝負強さを発揮しており、決勝戦でも後半は劣勢の中で失点は許さなかった。「最後まで(プレスに)いきたいのが正直なところだけど・・・。でも最後のところでGKも含めてがんばってくれました。今大会で守備は成長できたと思います」(田野監督)と大会を通じて1失点に押さえた守備面を評価している。
茨木の取り組みとして面白いのは、対戦相手のスカウティングを選手が中心となって行っていることだ。今大会はメンバー外の選手が対戦相手の試合会場へ向かって撮影し、その映像を使っての分析も選手だけで行って、最後に監督へ作戦の立案を持っていって承認を受けるという流れで優勝をつかんでいる。茨木は府内屈指の進学校で、学力の高さや頭の良さはサッカーでも発揮されている様子だ。
▽第4回大阪公立高校大会
第4回大阪公立高校大会

