それでも52、59分とカウンターから合田が決定機を迎えるたび、合同GK20米田俊介が横っ飛びで立ちはだかり、追加点を許さない。だが69分、ミドルサードでのボール奪取から背後へ柔らかな浮き球パスに走り込んだ合田が右足で浮かせて押し込み、4点目。試合終了間際にも1点を加え、平塚中等教育が5-0で快勝した。

 試合後、平塚中等教育の新城監督は「最初はリアクションで受けてしまったが、取ったボールを大事にする意識から先制点につながった」と喜んだ。一方で「リアクションの中で失点してしまいそうなシーンもあった」と振り返り、ゲームを自分たちでコントロールする力を課題に挙げた。

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▽令和7年度神奈川新人戦(新人選手権大会)
令和7年度神奈川新人戦(新人選手権大会)