初芝橋本vs京都橘B

 対する京都橘Bは序盤、初芝橋本のロングボールを上手く処理できず、DFがバタつく場面も見られたが、時間の経過とともに不安は解消。攻撃は「初橋は縦に速くて、走ってくるサッカーだと分かっていたので、僕らも最初は付き合い、スピード感を持って前に前にというプレーを意識していました」(FW9奥山芯、3年)というプレーが奏功する。

 キーとなったのは宮田、奥山、FW17大志万蓮(1年)による3トップだ。3人にとっては1週後に迫った選手権に向けて大事なアピールの場で、意欲は十分。初芝橋本に合わせて3人目掛けて長いボールを入れるとどうしても後ろのサポートが追い付かないため、前の3枚でどうにかボールをおさめてシュートまで持ち込もうと考えていたという。

【次のページ】 1回戦 初芝橋本 vs 京都橘B(3)

▽高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2025プリンスリーグ九州 プレーオフ(参入戦)
高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2025プリンスリーグ関西 プレーオフ(参入戦)