初芝橋本 vs 桐蔭

「しっかり最終ラインを中心に守り切ることができた」と岩橋が振り返るように我慢の時間帯を凌ぐと前半半ばを過ぎた頃から見せ場が増え、20分にはFW10伊田星豪(2年)が右サイドを突破。中に速いボールを入れて、FW6山田頼慈(2年)が合わせたが、シュートは上手くミートせず。32分にはロングボールを山田が競り合い、ゴール前に落ちたこぼれ球から伊田がゴールを狙ったが、GKの正面に終わった。

 1点が欲しい初芝橋本は後半に入ると攻撃の形を整理。伊田と山田の役割を明確にし、山田をターゲット役とした展開を明確に打ち出した。「前でボールをおさめてサイドに叩いたり、散らしたりを意識していた」と振り返る山田への配球が増えたことで、攻撃のリズムが増加。その結果、「ミーティングでも遠かろうが、近かろうがとにかくシュートを打てと言っていた。こぼれたらドンと打てるし、敵に当たって入るかもしれない」(阪中義博監督)という得点への積極性も効果が出始めた。

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▽令和7年度和歌山新人戦(新人選手権大会)
令和7年度和歌山新人戦(新人選手権大会)