武南イレブン

 主将でボランチの小山一絆(2年)が旺盛にボールに触れてはつなぎと崩しのパスを配給。自らも前線に進んで積極的にゴールを狙った。左2列目の渡辺悠(2年)は、持ち前の高い技術を生かした軽やかなドリブルで相手守備陣を混乱させた。右2列目の鞭馬小太朗(2年)の縦突破のほか、左の八百川尚輝、右の大久保航大(ともに2年)両SBの攻め上がりなど、武南の攻撃は分厚くバリエーションに富んでいた。

 浦和東は伝統的な強みでもある1対1の重要な局面で競り負け、スペースを埋める動きでも後れを取った。特に前半の大半の時間帯でこれを修正できなかったことが、大量失点につながったと言える。

 武南は前半3分と5分の先制機を逃した後の12分、渡辺が小山の優しい最終パスを蹴り込んでまず1点。13分と15分の決定機はものにできなかったが、16分に1トップの岩澤柾吾(2年)が渡辺のパスに合わせると、この1分後には小山が豪快なミドルシュートを決めてリードを広げた。

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▽令和7年度埼玉新人戦(新人選手権大会)
令和7年度埼玉新人戦(新人選手権大会)