ただ得点の可能性があった場面はこの2度だけで、後半も3本のシュートを記録しただけでゴールは奪えなかった。

 平尾信之監督は「これが今の力、完敗です」と第一声を発した後、「ファーストディフェンスで対応できず、簡単に抜かれてしまった」と敗因を口にした。

 監督就任後にこれだけの大量失点を喫したのは初めての出来事だそうだ。ただこうした場面でも、常に前向きな姿勢を崩さない。「1-2とか1-3とかではなく完敗して良かった。選手も今の力をしっかり認識し、はい上がるためのエネルギーにしてくれると思います」と前を向いた。

 後半途中まではいくらかスローダウンした武南だが、22分、後半開始からピッチに立ったMF星海玖空(2年)のパスを小山が決め、27分には岩澤がゴール前での巧みなキックフェイントからマーカーをかわし、自身初のハットトリックを完成させた。

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▽令和7年度埼玉新人戦(新人選手権大会)
令和7年度埼玉新人戦(新人選手権大会)