耐えるU-18日本代表だが、後半30分、GK1萩裕陽(名古屋U-18)が負傷交代。それでも守備は乱れず、あともうひと踏ん張りでドローという後半40分、右サイドのクロスにゴール中央FW18ホセ・アンヘル・ガイタンに決められ、3点目。さらに40+4分、カウンターからふたたびFW18ホセ・アンヘル・ガイタンに追加点を許し、点差を引き離され、試合終了となった。

 山口監督は「スペイン代表に対し、持っているものは出せたとポジティブに捉えたいです。ただ結果のところは出せていないので追求するためにも反省と成果を追求していきたい」と振り返った。

 2-4の敗戦。スコアだけみれば完敗だが、前述の山口監督の弁の通り、決して下を向く内容ではなかった。

 U-18日本代表のシュート数は前半3本、後半1本。合わせて4本。前半の2得点を考えると決めるときに決められた点は好材料。さらに後半に退場者、そして負傷交代が出るなか、後半40分まで2ー2で推移できたことは評価できる。

【次のページ】 第2節 U-18日本代表 vs U-18スペイン代表(4)

▽SBSカップ国際ユースサッカー2025
SBSカップ国際ユースサッカー2025