先に記した戦績を鑑みれば、絶対的興國有利の状況。ただ、桜宮・東塚雅伴監督は対戦相手をリスペクトするゆえに生まれる興國の不安要素を事前に見出していた。

 

 「興國は先週のプリンスリーグで大阪産大附に0-6で大敗しているので、そこからの切り替えは難しい部分がある。かつプリンスは90分ゲームに対し今大会は70分ゲームでの初戦。さらに冬の選手権王者のプレッシャーもある。対してウチは失うものはなにもない」

 かくして桜宮はまずメンタル面を高めた上で興國対策を構築。守備ラインの中心人物であるDF5鳥越は一端をこう語る。

 「スライドを速くして相手にプレスをかけ、笑って闘うことを意識しました」

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▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選
令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選