
大成イレブン
序盤から主導権を握ったのは大成だった。17分、ペナルティエリア左手前からDF18吉澤大聖が放ったミドルシュートは左ポストを直撃。33分にはゴール前の混戦からDF4下妻悠真がヘディングで押し込むが、わずかにクロスバーの上へ外れる。決定機を作りながらも得点には至らない展開が続いたが、攻撃の姿勢は崩れない。40分には右サイドを崩し、FW10生駒大雅の落としにMF6矢野陸太が右足で合わせるも、これもクロスバーを越えた。一方の早稲田実業は堅固な5バックで中央を閉じ、粘り強く対応。決定的なシュートを許さず、耐える時間帯をしのぎ切った。
後半に入っても流れは変わらず、大成が押し込みながらも最後の局面でこじ開けられない時間が続く。それでも68分、ついに均衡が崩れる。右サイドでボールを持った中辻が仕掛け、そのまま右足を振り抜いたシュートがDFの足に当たってコースが変わりゴールイン。「打つことに意味がある」という意識を体現した一撃が、試合を動かした。その後も76分に吉澤がFKでゴールを狙うなど追加点に迫ったがスコアは動かず。守備陣は最後まで集中を切らさず、早稲田実業にシュートを1本も許さないまま試合を締めくくった。
▽令和8年度関東記念大会東京予選
令和8年度関東記念大会東京予選

