
山梨学院イレブン
藤井がロングスローを投げる準備をし、青森山田が警戒すると近くに駆け寄った近藤に配球。素早く前を向いて打ったシュートはファーサイドのポストに当たって、ゴールネットを揺らした。
「最高な形で先制点が取れて、だいぶ楽な展開になった」と振り返るのはMF6薮野壮二朗(3年)。相手は格上ともいえるプレミアリーグに所属しているが、山梨学院の選手に怯んだ様子は見られない。「青森山田は球際でガツガツ来るチームだけど、自分たちはそういう相手が得意。自分たちの土俵で戦えていて、競り合いは全て勝てていた。球際でも負けていなかったので良い形で試合を進めることができました」(藤井)。
「薮野壮二朗は察知能力が高く、うちの良さ。あそこで拾えていたのが良かった。拾えていなかったら青森山田のペースになっていた」と大場健史監督が称えるように中盤でロングボールのこぼれを拾えていたのも大きかった。マイボールにしてからはスペースが生まれると分析していたサイドに展開し、見せ場を作っていく。
8分には相手クロスを拾ったMF8市川大登(3年)が前進から、右前方にパス。スペースを抜けたFW10メアス・ソムナン(3年)のパスから左のFW11疋田将(3年)がシュートを打った。12分には左ポケットを取ったソムナンがゴール前に入れたボールはファーに流れたが、こぼれ球を繋ぎ直して近藤がシュートに持ち込むなど山梨学院ペースのまま前半を終えた。
令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)

