
生駒 vs 畝傍
西本らの投入もあり、前半に比べて前がかりで試合を進める生駒。後半5分にはMF愛須惟央(2年)が、後半16分には後半から投入された杉田が右サイドからカットインして左足でシュートを狙うが、畝傍ゴールを割ることは出来ない。
ゴールが生まれたのは、後半28分だ。畝傍の10番を背負うFW表諒真(3年)のシュート性のクロスに飛び込んだ、センターFWの乙丸泰雅(3年)が相手DFと競り合いながら右足を振りぬき値千金の決勝ゴール。上間監督の指示に加え、選手同士でも「ワンタッチプレーや、落としとか、サポートを早くするとか、そういうテンポをあげようと声をかけあった」(乙丸)という狙いが結実した。
虎の子の1点を守り切った畝傍が2年連続の決勝に駒を進めた。今年から新たに指揮を執る上間監督にとっては、初の決勝の舞台。「今の3年生は2年間、前の(谷口祐樹)監督の下でやって、3年になるタイミングでその監督が転勤された。彼らの思いを強く感じる中で、僕自身も難しさを感じながらやってきました」と、監督交代によるチーム作りの難しさを口にしながらも、「彼らの前向きな姿勢は本当にすごいですし、同じサッカーに関わる者として勉強になる。自分はそれをサポートする形で、横から支えてあげられたら、という思いでやってきました」と、“上間流”で、決勝進出へと導いてきた。決勝点をあげた乙丸も「今年のチームは、『みんな笑顔で楽しく』というのを一つのモットーにしてやっています。今日も緊張しながらではありましたけど、笑顔も見えていたのでよかったです」と、チームの成長を実感している。
▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)奈良予選
令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)奈良予選

