生駒 vs 畝傍

 昨年の決勝戦は奈良育英を相手に0-2で完敗。ベンチで見ていた乙丸も「何もできずにやられたので、悔しかった」と振り返る。県内屈指の進学校であり、勉強に専念するため総体までで部活動は一区切りという選手も多かったが、近年は冬の選手権まで続けるという強い意志を持つ選手も多いという。上間監督は「彼らは頭が良くて、何でも80%くらいまではできる子たちなんです」と、教え子たちを評した上で、「その残り20%を越えるには、もっと強気に、臆せず前に出ていくことが必要だと思っています。そこはもっと見せてほしい」と、決勝戦でのブレイクスルーを期待した。

 決勝の相手は、3季連続の全国出場、5年連続の選手権出場の実績を残す強豪・奈良育英。県内最強の巨人を倒し、奈良のサッカー界に新風を吹き込むことが出来るか。秀才軍団の挑戦は続く。

(文・写真=梅本タツヤ)

▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)奈良予選
令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)奈良予選