浜松開誠館vs静岡学園

 試合後、静岡学園の川口修監督は「2点を取るまでは非常に良かった。前半の戦い方も悪くなかった」と振り返る一方、「2点取ってからの戦い方に課題が出た」と冷静に分析した。実際、後半立ち上がりに理想的な形でリードを広げながら、その後は浜松開誠館の強いプレッシングに押し込まれる時間帯もあった。それでも指揮官は「いい課題をもらった」と前向きに受け止める。

 先制点を決めた小田切も「相手GKが少し前に出ているのが見えた。低くて速いボールを意識した」と振り返った。狙い澄ました直接FKが流れを大きく引き寄せたのは間違いない。また、「全国でもセットプレーは大事になる」と話し、さらなる積み上げを誓った。

 追加点を決めた半田は「前半に相手を動かしていたので、後半はチャンスがあると思っていた」と語る。浜松開誠館がサイドの選手を警戒する中、自らが中盤でボールを引き出し続けたことが攻撃の変化を生み出した。キャプテンのMF足立羽琉は「3点目を取る力がまだ足りない」と課題を口にした。

 静岡学園は、浜松開誠館に前回大会のリベンジを果たすとともに、新人戦に続く県内2冠を達成し夏の全国に帰還。昨年、高校年代最高峰のリーグ・プレミアリーグから降格しただけに、指揮官と選手たちは「全国大会では、プレミアリーグのチームと戦いたい」と口を揃える。全国の強豪51校が福島に集結する夏の全国大会は7月25日に幕を開ける。

(文・写真=西山和広)

▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選
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