都立国立はそんな間隙を縫い、14分に決勝点をものにした。相手GKへのバックパスを抜け目なく奪い取った溝端が無人のゴールに流し込んだ。26分にはFW佐宗透真(3年)のパスを預かったボランチ齋藤蓮人(3年)が決めて3点目。さらにこの5分後、溝端が守備ラインの背後に抜け出してハットトリックを完成させ、勝利を決定づけた。
新チームになってからレギュラーポジションを獲得したという身長184センチの溝端は、「ハットトリックは初めての経験です」と言って笑顔を振りまくと、「格上が相手なので押し込まれることは想定していました。しっかり守って前半を0-0で折り返す作戦でしたが、たまたま僕が決められました」と喜んだ。
桂島龍太監督によるとストライカーは2トップを組む佐宗で、溝端はポストプレーが得意な選手だという。「そうなんです。自分はポスト役が得意なんですが、今日は1点取ってから調子が良くなりました」と当人も驚きの3得点。ブロック決勝に向けては「部の歴史を見ても2次トーナメントに進んだことがほとんどないので、もうひとつ勝って最終ラウンドで戦いたいですね」と上機嫌で答えた。
▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選

