都立国立は33分、左2列目を担当する主将の松本直大(3年)が右からロングスローを投じると、佐宗が上手にヘッドで合わせて大量点の締めくくりとした。

 1点を返したい都立駒場は30分に髙橋が惜しいシュート。34分にはFW笹島陸(2年)がパンチ力十分の左足シュートを打ったが、GK木村のビッグセーブに阻まれる。ようやくゴールを挙げたのが40分だ。CB今西暁(3年)の右クロスを途中出場のFW森本壮太(3年)が決めて意地のゴールを奪ったが、反撃があまりにも遅すぎた。

 快勝した都立国立の桂島監督は就任4年目だ。「うちは後ろと前の分業制です。対人に強い守備ラインでがっちり守り、前線に個性のある選手を配置して得点を狙う戦い方です。今日は格上相手に本当に辛抱強い守りを貫き、予想外の大量点を取ってくれました」とイレブンの奮闘に目を細める。

 部員は3年生が最も少ない12人で、2年生が13人、1年生は20人入部してきた。「次も格上になりますが、今日と同じように粘り強い試合運びを継続し、目標の2次トーナメントまで勝ち残れたらと思います」と最後まで謙虚だった。

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▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選