中田は埼玉を代表する中学生年代の強豪街クラブ、FC LAVIDAの出身で、3年生の時には関東ユース(U-15)リーグ1部で優勝している。大半の選手が昌平高に進む中、左SBのレギュラーだった中田は東海大高輪台を選んだ。「ちょっと環境を変えて、ここで全国大会出場に挑戦したかった」と説明する。

 新チームから先発組に入ったが、チームは3バックと4バックを併用。4人の時は左SBを担当する。あの右CKは直接ゴールを狙ったのか尋ねると、「いや、ニアに飛び込んでくる選手の頭を目掛け、速いボールを意識したらそのまま流れて入っちゃいました」と笑みがこぼれた。

 アディショナルタイムには縦パスを受けた相原が前線でキープ。左のMF下田龍輝(2年)に預けた後、さらに左から攻め上がった交代出場のMF井上桧人(2年)が、最終パスを逆サイドのネットに突き刺して駄目押し点とした。

 1回戦で成城学園を2-0で破ってブロック決勝に進んだ都立石神井は後半5分、甲斐の入れた右CKが混戦となり、こぼれ球を拾った香川が決定的な一撃を放ったがバーの上。先制点を奪われた後には再び米田を前線に戻したが、多くの得点チャンスは生まれず、追加タイムに途中出場のFW矢野純平(2年)が左クロスから絶好のシュートを打ったが、これも枠を捕らえられなかった。

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▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選