桐光学園主将のMF10西城大翔

 両チーム4人目まで2人ずつ成功で迎えた5人目。先攻の市立橘のシュートをGK1飯野が防ぐ。後攻の桐光学園は、ここで決めれば勝ちとなる重要な5人目。これをFW13町田が冷静に決め、3ー2で競り勝った。

 乗り越えて、乗り越えて、決勝の舞台にたどり着いた桐光学園。前半3度バーとポストに嫌われ、主将のMF10西城大翔が負傷交代。後半押しに押して先制したものの、残り10分、押し込まれて追いつかれる。シュート数は延長戦含め、相手の3倍以上の14本を放つも追加点が決まらない。さらにPK戦では1人目で相手GKに阻まれた。この流れは負けてもおかしくないパターン。それでも勝てたところに桐光学園イレブンの成長がある。

 鈴木勝大監督は「最後の最後まで諦めなかったこと。センターバックの2人が粘り強くプレーしながら味方を鼓舞してくれました。なかには足をつりながら走っていた選手もいました。諦めない気持ちが最後のPKになり、(GK1飯野)凌斗のプレーを引き出してくました」とイレブンを称えた。鈴木監督のいう成長と努力。個々の選手が課題や弱さと向き合いながら、乗り越えた結果だ。

【次のページ】 2次予選準決勝 桐光学園 vs 市立橘(3)

▽第105回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第105回全国高校サッカー選手権神奈川予選