八雲学園高等学校 vs 都立町田総合

 後半も都立町田総合は縦への速さを失わず、50分にはGKからのロングボールをMF6齋藤翼冴が収めてシュートまで持ち込んだが、サイドネットに外れた。八雲学園も守るだけではなく、71分と73分にMF8高須ほのがミドルシュートを放ち、78分にはFW5長谷川義成が中央突破から追加点を狙うなど、相手を押し返した。時間の経過とともに両チームの足は重くなり、足を攣らせる選手も出る消耗戦になったが、最後まで集中を切らさなかった八雲学園が逃げ切った。都立町田総合も終了間際の80+7分、キャプテン・清水のFKでゴールを脅かしたが、同点には届かなかった。

 試合後、八雲学園の大木隆将監督は「公式戦でまだ勝ったことがなかった。いろいろそれに向けて練習してきたので、ようやく勝ててよかった」と安堵した。決勝点についても「両サイドの速い選手からの速いパスで仕留める形はずっとやってきた。その形がはまった」と振り返り、日々の積み重ねが結果につながったことを強調した。アシストしたジェントルマンも「普段ずっと練習してきた形だった。本番で練習通りにできたのは大きい」と話し、得点シーンを「練習の成果」と言い切った。ゴールを決めた詫間は「クロスが来るのは信じていた。ふかさないことだけを意識して流し込んだ」と冷静に振り返り、「歴史上なかった勝利に貢献できてすごく嬉しい」と笑顔を見せた。

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▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選