ただこうした展開は織り込み済み。1アシストのMF7木村は「監督(山田和希監督)からは僕らは個で飛び抜けた選手が少ない代と言われています。だからこそずっとチャンスを作るしかない。チャンスを増やすなかで、たとえ少なくても最後は決めきる、そうした意識でプレーしました。なので、焦りはなかったです」と特長を捉えている。

 良い攻撃は良い守備が伴うもの。3バックがラインを押し上げコンパクトに。ボランチ、両サイドと連係しながら、松が谷の攻撃の芽を摘んだ。

 ただ危ない時間帯はあった。PKでの失点から終了までアディショナルタイムを含めた残り時間20分。些細なファールやミスから同点に、場合によっては逆転されるケースは往々にしてある。

 しかし主将DF10黒田は「1点返されても焦りはなく、1失点くらいは想定内でした」と動じていない。そこにはチームとして立ち返られるモノ、信じられるモノがあったからだ。

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▽第105回全国高校サッカー選手権東京予選1次予選
第105回全国高校サッカー選手権東京予選1次予選