明治学院 vs 都立片倉

 2点を追う明治学院も終盤に反撃した。77分にはMF16宮崎泰知がバイタルエリアのこぼれ球を持ち込み、GKとの1対1からシュートを放ったが枠を越えた。78分のMF5上村陽真のシュートもGK岡崎がセーブ。80分には自陣左サイドからのサイドチェンジに抜け出したMF6鈴木那生が右サイドからポケットへ侵入してシュートを放ったが、ここもGK岡崎が止めた。そして80+2分、都立片倉はエリア左で生まれたルーズボールをMF11折笠優雅が押し込み、3-0で試合を締めくくった。

 都立片倉の特徴は、攻撃と守備を分けないことにある。本宿博史監督は「攻撃も守備も、常にピッチ上ではボール中心に動いていく」と話す。ボールを奪いに行くことを「守備」と考えるのではなく、「ボールにアタックしに行く」。そのため、CBの松坂も守備だけにとどまらない。62分にはバイタルエリアまで持ち上がり、そのまま中央をドリブルで前進して左の滝へ展開した。「今までの練習試合でも空いた場面は多かったので、うまく味方を使いながら上がれた」と松坂。CBも攻撃の一人として前へ出る。それが都立片倉のサッカーだ。

 GKも例外ではない。高いDFラインの背後へ出てくるボールに対応するだけでなく、奪ったボールを攻撃の起点にする。岡崎は「そのボールを自分が最初の攻撃の一本目にする」と話す。この日は終盤の1対1も止め、最後までゴールを許さなかった。

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▽第105回全国高校サッカー選手権東京予選1次予選
第105回全国高校サッカー選手権東京予選1次予選