都立片倉・本宿博史監督

 第101回全国高校サッカー選手権東京予選の2次予選が10月2日に開幕するが、1次予選ブロック決勝で東工大附に勝利し、2次予選進出を決めた都立片倉は、先日行われた2次予選抽選会において、Aブロック2回戦で東農大一と対戦することが決まった。

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 東工大附との対戦となったブロック決勝に勝利し、10年ぶりの選手権2次予選進出を果たした都立片倉の本宿博史監督は「東工大附さんは、自分のサッカー観を作らせてもらうきっかけとなった学校。進藤正幸先生にお世話になって、20年以上も個別に通って練習を見させていただいたり、それを自分なりにアレンジしてやってきました。そんな東工大附さんに勝つことができて、少しは恩返しができたのかなと思います」と感慨深そうにコメント。

 さらに「そんな東工大附と公式戦で初めての試合で。相手もよく研究してきたなと思う中で、自分たちのサッカーはできなかったなと。もう少し自分たちでボールを動かしたり、球際での強さを出したかったですね。2次予選に進んで、T1、T2勢と戦うとなった場合、もうひと頑張りしないといけない」と言葉を続けた。

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▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
第101回全国高校サッカー選手権東京予選