川島監督は9月6日に再開するT2や第105回全国高校サッカー選手権予選に向け、「得点を取るための質をさらに高め、守備のところでももう一段上げていきたいですね」と夏に鍛え抜かれたチームに期待を寄せていた。
1月に左足首を骨折し復帰までに約半年かかったが、「コンディションはもう万全です」と橘は表情をほころばせる。2大会制覇について尋ねると「確かに自信にはなりますが、課題も残りました」と言い、「新潟では失点が少なかったのですが、埼玉では点は取れましたが失点が多かった。監督からも言われていますが、粘り強さ、球際の強さ、声を出すことで相手を上回るチームになりたい。今後に向け、攻守のバランスをもっと安定させないといけませんね」と言葉をつないだ。
先制点を決めた橋本は守備の要人らしく、「この大会で得た収穫は、失点してはいけない場面や試合で点を取られたことです。試合への入り方と終わり方でまだ甘いところがあるので、選手権に出るためにはここを改善したい」と勝ってもなお、手綱を締めた。
一方、準優勝に終わった飛龍の守備ラインを統率する主将のCB田村幸登(3年)は「1回戦と準決勝は無失点だったんですが、決勝はいつもの勢いと元気がありませんでした」と悔しがった。それでも大会に参加した成果については、「練習でやってきた連係プレーからの得点を多く取れたことです。大会を通じてチームのベースができ、今後はクロスやフィニッシュの精度を上げ、もっと強いチームにしたい」と誓った。
(文・写真=河野正)
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