再び試合が動いたのは23分。途中出場で入ったFW19國近孝蔵(2年)のシュートがGKに弾かれ左CKを獲得。中村がゴール前に送ったクロスをDF4石岡哲太(3年)が頭で押し込み、日大藤沢がリードを広げた。
後がなくなった市立船橋はパワープレーを選択する。「後半は自分が決定機を外してしまい、もう一回チャンスが来たら取り返そうと思っていた。なのに苦しい時間帯に失点し、CBで一番走っていない自分が、もう一回前から行かないといけない。自分自身もパワープレーという選択をして前に行った」と話す斉藤を前線に配置。前にボールを集める24分には高い位置でセカンドボールに反応した孫本からのパスがFW70秋山駿(2年)に入り、シュート。この一撃が決まり、2-1で試合を終えた。
「強い相手でもあるほどあそこは許してはいけない。そこはもう一回ちゃんと徹底しないといけない。勝ったから良しとするのではなく、しっかり失点にフォーカスして明日も勝ちたい」。試合後、中村が口にしたように終了間際の失点は修正すべき点だが、日大藤沢がインターハイ以降積み上げてきた攻撃の良さが随所で出た好ゲームであったのは確か。目標とする選手権での優勝を果たすため、和倉ユースで白星を積み上げ、チームとして成長を続けていく。
(文・写真=森田将義)
▽第14回和倉ユースサッカー大会 2026
第14回和倉ユースサッカー大会 2026

