正智深谷が強豪・立正大淞南に逆転勝ちで選手権初勝利!

 12月31日、第95回全国高校サッカー選手権大会1回戦で正智深谷立正大淞南が激突した。

 正智深谷はGKに戸田海斗、DFは左から金子悠野、田村恭志、中村友空、根岸航太の4枚、真ん中は谷口瑛也、小山開喜、左サイドに今岡マックス、右サイドに鈴木涼太、ツートップは新井晴樹、玉城裕太の2枚で臨んだ。
 立正大淞南はGKに宮崎岳、DFは左から澤田拓実、西谷泰賀、山田祐樹、岩本竜夢の4枚、ボランチに林尚輝、トップ下は井上健太、両翼は左SH源田大貴、右SH大島拓登を置き、ツートップには梅木翼、泉勇也が配置された。

 試合の立ち上がりは両チームとも気合十分で、気持ちを前面に押し出し、非常にタイトな試合展開となった。

 前半11分、先にチャンスを得たのは正智深谷。FW新井が右サイドで勝負し、マイナス気味に折り返す。これをボックス外で受けたFW玉城が強烈なミドルシュートを放つ。これはゴール右隅をつくも、立正大淞南GK宮崎が集中していてしっかりと抑える。
 前半14分、立正大淞南も負けじとゴールに迫る。MF井上がDF陣の間で受け、鋭いターンを決める。絶妙なタイミングでFW泉がDFラインで駆け引し、スルーパスを受ける。落ち着いてこれを沈めるが、これはオフサイドとなってしまう。

 開始から15分、立正大淞南がFW梅本の長身を活かしたポストプレーや、FW泉の粘り強いキープで前線に為を作る事に成功する。ここに推進力のある井上のドリブルが絡み、攻撃に厚みを増していた。対する正智深谷はキャプテンマークを巻く10番小山はゲームの展開を読み、攻守において常にバランスを取り、CBの田村と中村はお互いの動きを見ながら、カバーリングと対人を使い分け相手をしっかりと抑えていた。更に左SB金子は上下動を繰り返し、ハードワークを攻守に行っていた。

 DF陣の奮闘もあり、15分以降は徐々に正智深谷がペースを握り始めると前半26分、正智深谷の鈴木が右サイドから絶妙なクロス。これに新井が反応し、GK宮崎との競り合いでボールがこぼれると鋭く反応した、今岡がシュートを放つ。しかし、GK宮崎の身体を張ったセーブにあいゴールならず。しかし、これが正智深谷MF小山の元にこぼれ、これを小山が地を這う強烈なシュートを放つもまたしてもGK宮崎が立ちはだかりゴールならず。
 さらに、正智深谷は前半31分、FW玉城が右サイドからチャンスを作り、FW新井が絶好の位置でボールを受け、シュートを放つもこれもゴールならず。

 このまま前半終了かと思われた前半38分にゲームが動く。これまで相手DFに抑えられていたFW梅木が外に開く動きで一瞬プレッシャーを回避し、ボールを受ける。落ち着いてトラップすると、左サイドから巧みなループシュート。右隅に巻いた軌道のボールがゴールに吸い込まれ立正大淞南が先制に成功し、1点のリードを得て前半を折り返す。

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