雨の中応援してくれた人たちに勝利の報告(東京成徳大高)

嵐の中の激闘!東京成徳大高、都大会へ

 8月20日、第95回全国高校サッカー選手権大会東京大会1次予選ブロック決勝が行われた。清瀬内山Bグラウンドで行われた第1試合は、東京成徳大高vs都立昭和。前日夜から降り続いた雨は、試合開始時にはやや落ち着いたものの断続的に降り続く。そんな足元の悪い中、都大会を目指す戦いが始まった。

 序盤から攻勢を見せたのは東京成徳大高都立昭和陣内へと切り込みゴールに迫るが、都立昭和GKが好セーブを連発。変わらず攻め続けるものの徐々にシュートが減ってきた20分、都立昭和はパスをつなぎながら東京成徳大高陣内をうかがうと、一気にゴール前へとボールを送りミドルシュート。これが決まり、都立昭和が先制に成功する。

 攻め続けながら先制を許した東京成徳大高は同点に追いつこうとさらに攻勢を強めるが、なかなかシュートまでたどり着けない。前半残り5分頃からようやくシュートを放つようになり矢継ぎ早にに攻撃を仕掛けるが、都立昭和はGKを中心に体を張ったプレーで得点を許さず、1対0と都立昭和リードのまま前半を終了する。

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