総合力で勝った青森山田が浦和東に勝利

郷家友太が3発!総合力で勝った青森山田が浦和東に勝利

 8月8日、和倉ユースフェスティバル1日目、Hグループの一戦として青森山田VS浦和東が行われた。

 先にチャンスを迎えたのは浦和東、前半5分左サイドからのクロスを受けた18番山田健太郎が冷静にゴールを決める。試合開始直後に先制を許した青森山田だったが、前半10分、ゴール前の混戦から80番住永翔が同点ゴールを決めると更に前半17分、中盤でボールを得た36番郷家友太が強烈なミドルシュートを決め逆転に成功する。

 完全に勢いに乗った青森山田は前半21分、左サイドからの攻撃を浦和東GKに一度は跳ね返されるも、そのこぼれ球を73番嵯峨理久が冷静にゴールに流し込みリードを2点に広げる。

 前半に追いつきたい浦和東は、前半25分にショートカウンターで7番近藤拓海の絶妙なスルーパスに10番米田大介が抜け出す。DFとの1対1を鮮やかな切り返しで抜き去り、技ありのゴールを決め1点を返す。

 ここで前半終了。バイタルを取り囲みながら、サイドから中央を崩すなど、細かいパスワークでゴールに迫る青森山田に対し、ゾーンで守り個々人の能力を活かしたショートカウンターで対抗する浦和東は後半挽回出来るのだろうか。

【次のページ】 後半に入り青森山田の攻撃は更に激化