3年ぶりの優勝を果たした松山北イレブン
松山北、インターハイ決勝戦のリベンジ果たし、2年ぶり5度目の選手権へ!
前回選手権・インターハイと松山工が2大会連続で1勝。全国で戦うベースができつつある愛媛県の高校サッカー。その2016年度最終代表校を決する「第95回全国高校サッカー選手権愛媛県大会」が11月12日(土)13時から愛媛県松山市にある「ニンジニアスタジアム」で開催された。
対戦カードは第1シード・松山工と第2シード・松山北というインターハイ県決勝と同じカードとなった。松山工はプリンスリーグ四国で10チーム中8位(残り4節)の不振から立ち直り、準決勝では済美を延長戦の末、逆転で下して2年連続6回目の選手権出場に王手。一方、松山北もインターハイ後に3年生が進学準備のため2名を残して引退。「9月は県リーグで1勝もできなかった」(渡部 晃久監督)危機からチームを建て直しに成功。準決勝では昨年準優勝校・帝京第五の猛攻をしのぎきって、MF稲井 雄大(3年)の2ゴールで2年ぶり5度目の出場まであと1勝。
インターハイ決勝では試合終了間際に松山北が同点ゴール。さらに延長戦終了間際に松山工が同点弾を叩きこんでからの2対2からPK戦を4対3で制し、全国への扉を開けているだけに、両校にとって様々な想いが交錯する一戦である。