後半に入って、コートギリギリまで広く布陣を開いた暁星高等学校は、後方からゲームを作っていく。そして、後半20分、國學院久我山のオウンゴールを誘い、1点を返す。その後、DF鶴海が左サイドで相手をひきつけ、逆サイドへパスをするが繋がらず。中央でボールを奪ったFW利田が思い切ったシュートを放つも枠をとらえることが出来ない。出遅れを取り戻すように、スピードを上げて攻め込む暁星高等学校だったがゴールを奪えず。結局、4-1で勝利した國學院久我山が8強入りを決め、次戦で駒澤大学高等学校と準々決勝を戦う。

(文・写真 新井恵)