県内3冠の昌平、巧みな試合運びで準々決勝へ!

 10月28日、第96回全国高校サッカー選手権埼玉県予選の決勝トーナメント3回戦、昌平vs国際学院が昌平高校Gにて行われた。

 立ち上がり、国際学院が前線からのハイプレスで昌平の自由を奪う。一方、昌平は、ロングボールを来季大宮アルディージャへ加入内定のFW9番佐相壱明へ合わせるもなかなか収まらずリズムを掴めない。時間が経つにつれ徐々に落ち着きを取り戻した昌平がボール支配率を上げていく。国際学院は守備のコーチングが目立つものの、奪ったボールを大切にし虎視眈々と昌平ゴールを狙う展開。

 前半29分、昌平が初の決定機。国際学院最終ラインのクリアミスをFW9番佐相壱明がかっさらいドリブル。必死に戻ったDFを1枚交わしシュートも、国際学院DF4番賀川優斗に身体を投げ出され腹部でブロックをされてしまう。身体を張ったディフェンスで耐える国際学院だったが同33分、昌平がスコアを動かす。DF5番島崎翔輝の右クロスを中央に走り込んだMF8番原田虹輝がスルー、奥で待っていたFW9番佐相壱明が右足で押し込んで先制、1-0とする。前半はこのまま終了し試合は後半戦へ。

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