桐生第一、劇的勝利!プリンス関東参入決定

 高円宮杯U-18プリンスリーグ2017関東参入戦が行われ、桐生第一(群馬)と東海大相模(神奈川)が激突した。

 来年度のプリンスリーグ関東参入がかかった一戦は劇的な試合展開となった。立ち上がりにゲームは動く。3分に深い陣地まで進入した左MF9番田中宏武がゴール前へグランダーのクロスを送る。MF15番田中渉がワントラップからコースを突いたコントロールショットがネットを揺らし、幸先良く先制に成功。

 桐生第一が主導権を握るかと思われたが、7分に東海大相模が攻勢に出る。サイド攻撃からMF15番瀬名波新平のクロスを、FW17番中島優太がフリーでなんなく合わせて同点としスコアは1-1。

 その後は速攻の桐生第一と後方からのビルドアップで攻撃を展開する東海大相模の構図で一進一退の攻防が続く。すると21分に東海大相模が先制点と同じコンビで相手ゴールに迫る。PA内でボールを受けた7番中島優太がGKをかわし、戻ってきたDFに囲まれながらも15番瀬名波新平に繋ぐと、ボールを受けた15番瀬名波新平が無人のゴールに流し込み逆転。ここから主導権を握った東海大相模が相手SBの裏を長いボールで突き、サイドからのクロスボールで相手ゴールへと迫る。終了間際の44分に7番中島優太が今試合2得点目をあげ、2点リードで後半へと折り返す。

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