「国立最蹴章」のスローガンを掲げた前回大会を最後に38年間、プレーヤーが目指す聖地としてあり続けた国立が選手権の舞台から姿を消した。そして迎える今大会、「蹴都移転~君が立つ、そこが聖地」のスローガンのもと試合の開催が予定されている全9スタジアムを一挙紹介!

【駒沢公園陸上競技場】
12月30日に行われる開会式、そして注目の開幕戦に始まり1回戦、2回戦、3回戦での使用が予定。Jリーグや大学サッカーの公式戦をはじめ、アメリカンフットボールの会場、そして各種陸上大会と様々な競技に使用されている。また味の素スタジアムの建設前はFC東京がホームグラウンドとして設定していたスタジアムである。
■所在地:〒154-0013東京都世田谷区駒沢公園1-1

【味の素フィールド西が丘】
東京における高校サッカーの聖地として名高いスタジアム。東京都大会では準決勝と決勝のみ行われる。多くのスタジアムでは選手入場時、メインスタンド下からピッチへの登場が一般的であるが、この味の素フィールド西が丘は選手控室がアウェイゴール裏スタンドの下にあるため、コーナースポット付近からの入場が通例となっている。今大会は1回戦、2回戦での使用を予定。
■所在地:〒115-0056東京都北区西が丘3-15-1

【NACK5スタジアム大宮】
大宮アルディージャのホームスタジアム。今大会は1回戦、2回戦が開催される。観客席とピッチの距離が近く選手はもちろん、熱いプレーを間近で見ることができる。11年度には規定試合数以上開催したスタジアムの中から、マッチコミッショナーの評価を元にチェアマンが決定するJリーグベストピッチ賞を受賞した。
■所在地: 〒330-0803 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町4

【浦和駒場スタジアム】
浦和レッドダイヤモンズが本拠地として登録しており、トレーニングやユース世代の公式戦などに使用されている。95年度、12年度の改修工事を経て現在では約21,500名の収容が可能に。今大会では1回戦から準々決勝まで多くの試合での使用が予定されている。
■所在地: 〒330-0051 埼玉県さいたま市浦和区駒場2-1-1

【相模原ギオンスタジアム】
J3に所属するSC相模原のホームスタジアム。サッカーだけでなく、ラグビーの試合も行える天然芝フィールド。全天候型舗装トラックは陸上競技に対応しているなどあらゆる競技で使用することができ、15,300人の収容が可能なスタンドを兼ね備える。今大会は1回戦、2回戦が行われる。

■所在地:〒252-0335 神奈川県相模原市南区下溝4169


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