帝京のエースFW齊藤慈斗

 帝京は9月3日、高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 関東1部の第10節で三菱養和SCユースと対戦し、1-1のドロー。準優勝を果たしたインターハイ後、初の公式戦を白星で飾ることはできなかった。

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 攻め込みながらも三菱養和の固いブロックを崩すのに苦労した。後半に同点ゴールを決めたFW齊藤慈斗(3年)だが「前半があまり上手くいかず、今までやってきた相手だと4バックが多かったんですけど、今日の相手は3バックか5バックで、全員で引いて守ってくるチームだったので、そこを崩すのに時間がかかってしまった」と試合を振り返る。

 それでも同点ゴールを決めてチームに勝点をもたらしたあたりは、さすがエース。冬の選手権制覇に向けても、やはり不可欠な存在であることを改めて示したと言える。

 インターハイでは通算4ゴールを挙げて大会得点王3人のうちの1人となった齊藤だが、前橋育英との決勝では疲労による足の違和感を抱え後半途中からの出場となった。その決勝を「すごく良い経験になった」と回顧する一方で「まだ上には上がいた」と痛感したことも明かし、自身もさらなるレベルアップを期す。

 「いろんな試合で決められる部分があって、そこの1個1個を決めていかないと勝てない。決め切るところ、そこが課題です」

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▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 関東1部
高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 関東1部