関東一の優勝で幕を閉じた平成27年全国高校総体東京都大会。多くの選手が素晴らしいプレーを見せた中、高校サッカードットコムでは14人の選手をピックアップ。今大会の活躍を振り返る。

鈴木友也(関東一)

■GK:江口達也(駒澤大学高等学校)
駒澤大学高等学校の守護神として最後方から守備を支えた。安定したシュートストップとハイボールの処理に定評。チームは昨季に続く連覇を逃す結果に終わったが、堂々の8強進出に導く活躍を見せた。

■DF:野村京平(國學院久我山)
昨冬全国選手権では内藤健太、鴻巣良真、花房稔と共にDFラインを形成。全3試合にスタメン出場を果たした。SBのポジションでプレーする機会が多く、対人プレーでは絶対的な強さを誇る。迎える全国総体でも攻守に鍵を握る存在となりそうだ。

■DF:黒石川瑛(実践学園)
右足から繰り出される高精度のキックは実践学園の大きな武器となった。右SBが本職だが、持ち前の攻撃力によってFWまで幅広くプレー可能なユーティリティプレイヤーである。1次トーナメント2回戦の日大二戦ではゴールをマーク。

■DF:鈴木友也(関東一)
大会通じて安定した堅守が光った関東一に君臨するCB。相手FWと身体を張って勝負するファイターでもある。また、足元の技術にも定評があり、最終ラインからのビルドアップを中心となって推進した。

■MF:及川大翔(暁星高等学校)
昨季からチームの主軸を担う司令塔は今大会も本領発揮。小柄ながらピッチを縦横無尽に駆け回り攻撃を組み立てる。意外性溢れるパスで幾度となく好機を演出した。

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