■堀越対東農大一
かつて7年連続での決勝進出を果たすなどここ東京における高校サッカーの歴史に名を残してきた紫色のユニフォーム。古豪堀越が20年ぶりに西が丘の舞台に帰ってくる。都立国分寺を3対0で一蹴した初戦に続き2回戦でも攻撃陣が好調。専修大附を相手に5対2で打ち勝って駒を進めた準々決勝では東海大菅生を1対0で下し、ここ数年阻まれてきた4強の壁を打ち破った。まさに“鬼門突破”を成し遂げて迎えるこの準決勝、格上として臨む一戦に盤石の態勢で勝利を期す。予想されるのはこれまで同様、4-4-2の布陣をベースに試合状況に応じて3バック、5バックに変化する順応性に優れたフォーメーション。準々決勝に比べ、攻撃にバランスが傾くことが濃厚な中でも柔軟な守備をスムーズに展開し、速攻を得意とする相手に付け入るスキを与えないようにしたい。選手が主役の“シンキングサッカー”を掲げる堀越は決勝の舞台に立つことができるのか。
東農大一は08年以来の西が丘に臨む
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