昨冬選手権では東北勢唯一の16強入り。11年総体では過去最高の8強入りの実績を持つ尚志も躍進の可能性十分だ。今季はプリンスリーグ東北で首位を走り(6月27日・第9節終了時点)、中でもFW小野寛之やMF高梨起生らが織り成す攻撃力は全国屈指。総得点数36は堂々のリーグトップで、勝利を重ねるチームの原動力となっている。今大会は6年連続8回目の出場。県勢初の全国制覇を目指し、初戦で那覇(沖縄)との一戦に挑む。
東北は3年ぶりの全国出場。今大会は、宮城県リーグU-18 1部で首位を走る勢いそのままに(5月23日・第3節終了時点)、前回大会優勝校仙台育英らを退けると決勝では聖和学園を撃破。FW小野寺悠貴のセットプレーからDF伊藤貴海が2ゴールを叩き込み競り勝った。迎える本大会初戦では立正大淞南(島根)との対戦が決定。格上との対戦は非常に厳しい戦いが予想されるが、チームとして一枚岩を築くことができればチャンスは十分にあるはずだ。
北海道・東北
- 札幌大谷(北海道1)2年ぶり3回目
- 旭川実(北海道2)3年ぶり4回目
- 青森山田(青森)16年連続19回目
- 盛岡商(岩手)2年連続23回目
- 東北(宮城)3年ぶり14回目
- 秋田商(秋田)2年ぶり6回目
- 羽黒(山形県)3年ぶり7回目
- 尚志(福島県)6年連続8回目