写真:昨季優勝校の東福岡
高校サッカー総体のあらゆる数字に迫る「全国高校総体ランキング」。今回は数々の名門が勢揃い!高校別歴代優勝回数ランキング!
■1位は最多8回の日本一を誇る市立船橋歴代優勝回数ランキング堂々のトップは通算8回を数える市立船橋(千葉)。記念すべき初優勝は遡ること1987年の北海道大会。参加校増加に伴いこの年から2枠の出場権を得た千葉から、八千代松陰と共に出場した市立船橋は初出場ながら怒涛の快進撃。決勝戦では前年の山口県大会優勝校国見(長崎)を2対1で下し、初の戴冠。これが市立船橋栄光の歴史のスタートとなった。 さらに翌年の兵庫県大会でも優勝を果たし、当時史上3校目(清水東、四日市中央工に次ぐ)の連覇達成を果たすと、2001年香川県大会では3度目の優勝。当時の1年生にはカレンロバート(韓国・ソウルイーランドFC)や増嶋竜也(柏レイソル)らが名を連ね、1年生ながら主力を担った増嶋は優秀選手にも選出された。
また同じく千葉でしのぎを削る流通経済大柏(千葉)とは過去2度全国の決勝戦で激突。1度目の2008年埼玉大会では決勝戦が雷雨のため中止となり、高校総体史上初の両校優勝。さらに2度目の2013年福岡県大会決勝では、石田雅俊(京都サンガF.C.)らのゴールで競り勝った市立船橋に軍配が上がり8度目の優勝を飾っている。
続いてランキング2位は5回優勝の国見(長崎)。言わずと知れた高校サッカー界の名将、小嶺忠敏氏が率い、1986年山口県大会の初優勝を皮切りに全国トップクラスの実績を並べる。高校3冠を成し遂げた2000年、岐阜大会では大久保嘉人(川崎フロンターレ)が得点王を獲得する活躍を見せ、通算3回目の日本一。また、平山相太(FC東京)がエースとして君臨した2003年長崎大会、さらに翌2004年の島根大会でも強さを見せつけ連覇を達成している。
-歴代優勝回数ランキング-
1位:8回
市立船橋(千葉)1988,1998,2001,2007,2008,2010,2013
2位:5回
国見(長崎)1986,1993,2000,2003,2004
3位:4回
清水商(静岡)1989,1990,1994,1996
清水東(静岡)1972,1980,1981,1991
5位:3回
帝京(東京)1976,1982,2002
6位:2回
藤枝東(静岡)1966,1971
浜名(静岡)1970,1974
東福岡(福岡)1997,2014
四日市中央工(三重)1983,1984