写真:帝京三FW村上光樹
1月11日、第94回全国高校サッカー選手権大会が閉幕。昨夏のインターハイと冬の選手権を制したのは共に東福岡(福岡)。見事な2冠達成は史上6校目の快挙となった。
両大会の得点王は夏は藤川虎太朗(東福岡)、鈴木隼平(関東一)、牧野寛太(履正社)、岡崎仁太朗(関東一)の4名が獲得。冬は通算5ゴールをマークした村上光樹(帝京第三)が得点王へ。
牧野寛太(履正社)、真夏に3戦連発!藤川虎太朗(東福岡)はハット!
兵庫で開催された夏のインターハイでは大阪予選6戦8ゴールをマークした牧野寛太(履正社)が全国でもゴールを量産。チームは東福岡に敗れ準々決勝で敗退するも3戦連発の通算5ゴール。初出場ながら大躍進を遂げた関東一の鈴木隼平、岡崎仁太朗も5ゴールを叩き出した。また、立正大淞南(島根)との準決勝でハットトリックを達成した2年生の藤川虎太朗(東福岡)も通算5ゴールで大会得点王に輝いた。
冬は村上光樹(帝京三)が3戦5発で得点王。
冬の選手権では2戦で5ゴールを挙げた村上光樹(帝京三)が栄えある選手権得点王を獲得。インターハイでは初戦で久御山に敗れ、全国の舞台から早期敗退を余儀なくされた桐光学園所属でU-18日本代表のエース小川航基は今冬の選手権で大迫勇也(ケルン)が持つ選手権大会記録(10ゴール)の更新を期待されたが3回戦の青森山田戦に惜しくも敗れ、2戦4ゴールの2位タイで大会を去った。また、夏のインターハイ得点王の藤川は怪我の影響で準決勝が初スタメンとなったが2ゴールを挙げチームの日本一に貢献した。2020年を23歳以下で迎える「東京五輪世代」の今後の活躍に期待したい。