初の4強入りを果たした京都橘
関西地区からは、各府県代表の6校が沖縄県で行われた令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)に出場。京都橘(京都)が準決勝で桐光学園(神奈川1)に敗れるも見事に4強入りを果たした。
同校史上初となる4強入りを決めた近畿大会王者の京都橘は、準決勝で桐光学園と対決。相手を上回る11本のシュートを放ちながらも後半アディショナルタイムにセレッソ大阪内定のFW西川潤に決勝ゴールを許し、無念の敗退となった。初芝橋本(和歌山)も見事に上位進出。インターハイでの同校の1試合最多得点記録5を更新する6得点で初戦突破を果たした初芝橋本はその後も、「一戦一勝」で白星を重ね、4強をかけた準々決勝では、高校年代最高峰のリーグ、プレミアリーグ勢の尚志(福島)に試合巧者ぶりを発揮され2-4で敗れるも8強で大会を終えた。
阪南大高(大阪1)は、2戦連続で1-0で勝利するも3回戦では0-0で突入したPK戦の末に富山第一(富山)に敗れ16強で敗退。五條(奈良)は、初戦で最激戦区千葉を制した日体大柏(千葉)にPK戦で勝利。2回戦でも0-0のまま決着がつかず、PK戦に突入するも今度は名経大高蔵(愛知)に敗れ無得点無失点のまま全国を去った。その他、近江(滋賀)と関大一(大阪2)、三田学園(兵庫)は初戦で姿を消した。
▽出場校一覧滋賀予選:近江(2年ぶり2回目)・・・1回戦
京都予選:京都橘(2年ぶり5回目)・・・4強
奈良予選:五條(13年ぶり3回目)・・・2回戦
和歌山予選:初芝橋本(3年連続16回目)・・・8強
大阪予選:阪南大高(3年連続4回目)・・・3回戦
大阪予選:関大一(13年ぶり4回目)・・・1回戦
兵庫予選:三田学園(4年ぶり2回目)・・・1回戦
令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)