青森山田DF山本虎(写真＝森田将義)
DF梶磨佐志(3年)、GK尾崎巧望(3年)を中心に伝統の堅守速攻が光る米子北(鳥取)も今年はプレミアWESTで7戦負けなしを記録するなどまとまった時の力はある。MF仲田堅信(3年)、FW森田尚人(3年)といった攻撃陣がどこまでできるかが勝ち上がりのポイントになりそうだ。対する山形明正(山形)は県内で唯一、人工芝グラウンドを持つ高校として強化に励んできた注目校。得点感覚が売りのFW仲村渠健(2年)を中心に初出場初勝利を目指す。
Bゾーンのもう一つのシードである青森山田(青森)と飯塚(福岡)は2回戦屈指の好カードだ。正木昌宣監督による新体制がスタートした今期の青森山田は伝統の粘り強い守備に加え、攻撃にも力を入れてきた。DF小泉佳絃(3年)と山本虎(3年)のCBコンビが奪ったボールをMF芝谷玲(3年)が前方に繋ぎ、FW米谷壮史(3年)がゴールネットを揺らすのが得点パターン。プレミアEASTでも強さを証明した。
▽第102回全国高校サッカー選手権
第102回全国高校サッカー選手権