市立船橋GKギマラエス・ニコラス

 令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)が7月27日から8月3日にかけてJヴィレッジを中心とした6会場で開催される。今年のインターハイも、各ポジションに注目選手が多数存在するが、その中でも大会の主役となりえるだけの可能性を秘めた選手を紹介していく。

▽GK
藤間オタビオ広希(矢板中央/3年)
シュートストップに定評がある守護神。柔軟性があり、1対1の局面では183cmのサイズ以上に大きさを感じさせる身のこなしは迫力満点だ。昨季はU-17日本高校選抜も経験。今大会で注目すべきGKのひとりだろう。

ギマラエス・ニコラス(市立船橋/3年)
フィリピンとブラジルにルーツを持ち、22年秋にはU-16フィリピン代表に選出。U-16アジアカップ予選で日本代表と対戦した。昨季は正GKとして選手権で全国ベスト4を経験した。ビルドアップとセービング能力は高校年代屈指のレベルにある。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)