ーー選手時代の挫折はありましたか?

プロサッカー選手になることを意識し始めたのが大学3年の後期からなのですが、4年生の時に怪我をしてしまい・・・。その時は相当焦りましたし、精神的に追い込まれていました。挫折というか、一番辛かった時期ですね。元々膝を悪くしていて、原因も良くわかっておらず、お医者さんからは痛みと付き合いながらプレーを続けるか、良くなる可能性を信じて手術するかを提示され、結局は手術し、治りましたが当時はかなり焦っていました。

ーーサッカー人として、今思うこと ※コロナウイルスが蔓延する中

今はサッカーができないので、午前中はトレーニングして、午後は家で過ごすことが多いですが、サッカーができなくなるとやっぱり「自分はサッカーが好きなんだ」と感じる機会が増えますね。その気持ちは学生時代から変わらないです。

ーー高校年代のプレーヤーにメッセージ

高校年代は「自分の可能性を信じてあげること」が大事だと思います。自分を信じてあげるためには、今の自分の現状を過小評価でもなく、過大評価でもなく、客観的に分析することが大事です。その上で、他の選手が上手いところを真似したりすることで、自分をより高いレベルに引き上げていくことが可能になっていくのだと思います。

(取材=編集部 写真=©️CEREZO OSAKA)

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