岡部恭英氏(写真=岡部恭英氏提供)

ーー日本がビジネス、特に言えばスポーツビジネスで世界で戦っていくにはどうしたら良いとお考えでしょうか。

4つあるかな。
世界で戦っていくには「英語」「コミュニケーション能力」「自ら考える力」「メンタルタフネス」が必要でしょうね。

色んな講演やメディアでも言ってるんですが、「英語ができない」ということが日本がグローバルビジネスを展開する上で大きな障壁となっています。これはスポーツ業界はもちろん、日本社会全体の課題と言っていいと思います。

なんでかというと、日本であろうと世界であろうと、「コミュニケーション能力」がないとやっぱりビジネスはできないですよね。だから日本人がどんなに優秀だとしても、英語ができないとセカンドポイントの「コミュニケーション能力」に至らない。

欧米の名門MBA(経営学修士)でありがちな光景なんですが、日本人だけで集まって、あのアメリカの人が言っていたことって大したことがないよねって、授業後に言ってる。けどね、日本語環境で優秀なのはわかるんですが、英語で皆の前で話してコミュニケーションできないと意味がないわけです。勝負にならないわけです。

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岡部恭英氏Twitter:https://twitter.com/yasuokabe
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