ーー中学時代はどんな選手でしたか?また、三菱養和SC巣鴨ジュニアユースの良いところはどんなところだとお考えでしょうか?
中学校は、そのまま三菱養和巣鴨SCジュニアユースに上がりました。Jリーグの下部組織ではなく、街クラブだったのでJの下部組織に対するライバル心はすごくありましたね(笑)。
もちろん、最初からJリーグのジュニアユースに入るという選択肢はなくはなかったんですが、養和から一番早いタイミングでジュニアユースの内定をもらえたので、そのまま決めました。
養和で良かったなと思う点は、「養和らしさ」ですね。ただ「養和らしさ」を言語化するのは非常に難しいんですが(笑)。養和の良さは色んなメディアでも報道されていますが、いい意味でトップチームがないから、選手が伸び伸びとプレーしているという印象を受けます。
そして、すごく選手同士、ファミリーって感じがしますね。養和だと小学校の時にジュニアの養和のフェスティバルみたいなものがあるんですが、その審判のお手伝いをジュニアユースの選手たちがしてくれたりするんですよね。そうすると、小学生と中学生の縦のつながりもできますし、そういうのってなかなか無いのかなって思います。
結果的に、「この前審判してくれた人だ!」というように、自ずとユースの選手たちを応援しようってなったりして、その辺が養和の良さだと思いますね。狭いロッカーで、小学生も中学生も一緒になって、シャワールームもクラブハウス内に1か所にしかないし、そこでコミュニケーションが自然と生まれていましたね。