――まずは「審判部」について教えてください。

嶋本 まず大阪体育大学サッカー部には、審判部、スカウティング部、指導部、広報部という部署があって、1回生の時にいずれかに所属するんです。希望制ではありますが、それぞれ人数制限があるので、必ずしも入りたいところに入れるわけではありません。そのなかで審判技術の向上に努めるのが「審判部」なんです。

――そうなんですね。では外部部長、内部部長についても説明していただけますか。

嶋本 依頼を受けた大阪体育大以外の試合について管理するのが外部部長で、大阪体育大の対外試合を管理するのが内部部長。以前は部長の山下1人だったのですが、最近は外部の依頼を多くいただくので、2人で分担するようになりました。

――外部部長、内部部長の仕事は大変ですか。

山下 やはり大変ですね。次から次へと依頼をいただくので、引っ切り無しに試合に部員を割り当てていかなければいけません。それぞれの部員に均等に振り分けているつもりなのですが、やはり部員それぞれにもスケジュールがありますから、愚痴を言われることもあります。嫌われ役を買って出ているみたいなところもありますね(笑)。

嶋本 どうしても他の部員にも試合や練習だけじゃなくてプライベートがあるので、不満が出ないわけではありません。それを2人でコントロールしている感じですね。ただ、きっちりこなしてくれる部員が多いのでありがたいです。

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