――今年のチームの事をお聞きしたいのですが、昨年は黒田前監督が冬の間に練習が出来なかったのが響いたと仰っていましたが、そういう意味では今年は雪中トレーニングだったり、冬も練習が出来たのは大きいですか?
去年はコロナで練習自体1か月半ほど出来なかったので、それは雪中じゃなくてもそれだけできないとやっぱりかなりしんどかったですね。今年はそこが出来ているので馬力もだいぶついてきているのかなと思います。
――今年は青森出身の選手が多いですよね?
中学校時代から常に一緒にやっていて、DF小泉佳絃は中学校は違うけども選抜とかでも一緒にやっていたでしょうし、そういった意味では知った仲なのでチームを作りやすいところはありますね。もう6年、小学校時代を入れればもっとやっているわけですから。だからこそ言い合える関係性もあるし、お互いの良さも悪さも知っているので修正しやすいんじゃないですかね。
――今年はプレミアに高体連のチームが増えましたが?
プレミアが始まって13年目。1年やってないにしても。始まったころは全部Jユースになるだろうと言われていた中で、高体連がこれだけ頑張っているのは嬉しいですよね。単純に。さらに同じ高体連なので負けたくないというのも出てきますし。純粋に嬉しいですけど、言い訳が出来ない。負けられないので。逆にインターハイと選手権でその人たちと競っていかないといけない。今までうちしか経験できなかったようなことを1年かけてプレミアで経験してくるので、選手権の時に出来上がってくるチームが増えてくるかなと思います。うちも成長率をもっと上げていかないといけないと思っています。
――ライバルが増えますね?
増えますよね。監督さんたちも知ってる人ばかりですし、歳も近い人が増えてきたし。僕は一年生ですけど(笑)。
――最後に、今年はどんなチームを作りたいですか?
今年は攻撃力をウリにしていきたいですね。あと、守備のところはゼロで行きながらというベースは絶対にやらないといけないと思っています。頑張ります。
(文・写真=会田健司)