小澤英明さん

 元Jリーガーの小澤英明さんは、鹿島アントラーズなど複数のクラブでGKとして21年間プレーしてきた。 引退後は千葉県内の公立中学校で、外部講師として指導者の道を歩み始め、2014年には千葉県成田市にGKアカデミーアルケーロスを開設。GKの酸いも甘いもかみ分けた小澤さんに今回、主に高校生年代のGKに求められるものや試合と練習前の準備、GKが現代サッカーで果たすべき役割などをお聞きした。

―――小澤さんはサッカーを始めた頃からGKだったのですか?

 小学5年生から始めましたが、最初は足が速かったのでウインガーでプレーしていました。ただ、サッカー漫画『キャプテン翼』を夢中で読んでいた時代とあり、作中の天才GK若林源三にあこがれて遊びのサッカーでは率先してGKをやっていました。中学では顧問の先生にGKを志願したのですが、フィールドとの掛け持ちとなり、高校(水戸短大付=現・水戸啓明)で初めてGK専門になりました。とにかく若林源三のプレーする姿やせりふが刺激的で、すべてに影響を受けてGKをやりたくなったんです。

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